プレハブやユニットハウスは業者選びが大切!
知っておきたい「いい業者を選ぶ4つのポイント」
プレハブやユニットハウスを建てたいと思ったとき、最初に悩むことが業者選びです。業者選びは「これで満足度が決まる」と言っても過言ではないくらい大切なポイントです。
今回は、プレハブやユニットハウスを建てるなら知っておきたい「いい業者を選ぶポイント」を4つお話しします。
・ポイント1:プレハブやユニットハウスに特化している業者
プレハブやユニットハウスは、さまざまな業者が取り扱いをしています。しかし、注文住宅や大きなビルの建設も取り扱っている業者よりもプレハブやユニットハウスに特化している業者をおすすめします。理由は、特化している業者の方が深い知識と実績、強い思い入れがあるからです。例えば、炊飯器は今でこそ大手電機メーカーのほとんどが製造していますが、昔は水筒や炊飯器、電気ポットに特化している会社の製品がほとんどでした。炊飯器は、他の電化製品とは違う特徴があります。保温や加熱など炊飯器ならではの技術研究が必要だったのです。エアコンやテレビを製造しながら炊飯器の研究も行うことは効率的ではありません。そのため、炊飯器や電気ポットは、それらの研究に強い会社の商品に人気が集まっていたのです。
プレハブやユニットハウスにも同じことが言えます。プレハブやユニットハウスは、ビルと同じ建造物の仲間ではありますがジャンルは違います。プレハブやユニットハウスに特化している業者の方が、製造についても施工についても経験値が高く、プレハブやユニットハウスへの思い入れも強いと言えるのではないでしょうか。
・ポイント2:多くの実績がある業者
プレハブやユニットハウスは、工場で製造する部材が多くあります。部材を大量生産することでコストを抑えています。しかし、お菓子の箱のようにすべてが全く同じものではありません。設置する場所や要望に応じて細かな違いがあります。細かな違いが満足度を決めるのです。
細かな違いを実現するためには、ノウハウや技術が必要です。多くの実績がある業者は、さまざまな現場を経験しています。設置が難しい地面の基礎工事や大型のプレハブなどは実績があるからこそできることがあります。そして、実績がある業者はプレハブやユニットハウスを長期間にわたって管理した経験ももっています。経年による劣化への対応や必要なメンテナンスも実績がある会社は見通しを立てて行うことができます。
地元密着型で長く続いている業者は、信頼があるからこそ継続して営業することができています。実績数とともに「設立からどれだけ続いているか」をチェックすることも押さえておきたいポイントです。
・ポイント3:施主支給に対応している業者
施主支給とは、プレハブやユニットハウスを建てる主(施主)が、建てる業者にモノを提供することです。最近は、家のリフォームでもすべてを業者に任せるのではなく「カウンターキッチンはオークションで落札したものを使ってほしい」や「アウトレットで安いものをみつけたら、それを使ってほしい」というように必要なモノを自分で調達する人も増えています。これらも施主支給です。
施主支給に対応している業者は、顧客満足度を大切にしている業者でしょう。なぜならば、施主支給は業者にとっては仕様や規格が違っていたり、期日までにモノが届かなかったりするリスクもあるからです。リスクがあっても施主支給に対応するということは、顧客の希望に沿い、対応する意欲がある業者といえるのではないでしょうか。
・ポイント4:問い合わせフォームが充実している業者
業者を選ぶとき、最初にみるものは業者のホームページではないでしょうか。いい業者は、ホームページから見抜くこともできます。
例えば、ホームページに「満足できるプレハブ」「スタイリッシュなプレハブ」という耳に心地よい言葉が並んでいると「いい業者かも」と思うかもしれません。しかし、すべての言葉が抽象的です。一方「ピアノの設置にも耐えられる床材のプレハブ」「レンガ調の窯業系サイディングのプレハブ」ならば、すぐにイメージをすることができます。商品と商品知識に自信がある業者は、より具体的な表現を使う傾向があります。
そして「いい業者」は、要望や問い合わせに対応する手段や問い合わせフォームが充実しています。電話番号だけでなく、いつでも問い合わせができるフォームなど複数の問い合わせ手段があるといいでしょう。
・おわりに
プレハブやユニットハウスは、注文住宅と比べれば安価ですが、日常生活の中では大きな買い物です。プレハブやユニットハウスは、使いながらメンテナンスすることで長く使うことができます。事前相談のときから気になることがあったとき、すぐに対応してほしいとき、いつでも気軽に相談できる業者は「長くつきあえるいい業者」です。
4つのポイントをおさえて「この業者を選んでよかった」と思える業者選びをしてみてはいかがでしょうか。