プレハブに水回り設備を設置したい!費用や注意点を紹介!

プレハブに水回り設備を設置して利用することはできるとご存知でしょうか。

プレハブはただの小屋のようなものだと思いがちですが、水回り設備を整えて住宅として利用したり、休憩室やシャワールームのある事務所にしたりすることも可能です。

この記事ではプレハブに水回り設備を設置するときに必要な費用と注意点を紹介します。

プレハブは水回り設備を設置するときの注意点

プレハブを建てる時点でも水回り設備を導入できますが、既存のプレハブに後付けで水回りを新たに設置することも可能です。

以下のように家庭や事業所などで求められる一通りの水回りを整えられます。

  • ・キッチン
  • ・トイレ
  • ・風呂

ただ、プレハブに水回り設備を導入するときには、水道を引き込むことが必要になります。

既にトイレは設置されているという状況なら引き込みは完了しているので、新たにシャワールームやキッチンを作りたいときにかかる費用が少なく、工期も短くて済みます。

新規で水道を引き込むことは可能ですが、費用は大きくなるので注意しましょう。

また、これからプレハブを建てる場合には問題はありませんが、既存のプレハブに水回り設備を導入する場合にはプレハブ内に設置できないと無理な場合があります。

プレハブのスペースを増設して水回り設備を設置したい場合には仕様によってできるかどうかが異なるので、メーカーや施工会社に問い合わせて確認することが必要です。

プレハブの水回り工事にか


かる費用の相場

プレハブの水回り工事をして新たに水道を引き込み、キッチン・トイレ・風呂を設置するには総額で200万円~400万円くらいの費用かかるのが相場です。

地域による違いや、導入する水回り設備の価格による違いもあるので目安として認識しておきましょう。

ここではプレハブの水回り工事にかかる費用の内容を項目別に解説します。

水道の引き込み工事

プレハブに新たに水道を引き込むには、給水と排水の配管工事をしなければなりません。

既存の水回り設備がない場合には20万円~100万円程度の費用をかけて工事をすることが必要です。

水道の引き込み工事にかかる費用は水道管からの距離や、給水方式によって違いがあります。

給水工事については以下の方法から選ぶことが可能です。

  • ・水道直結増圧方式
  • ・水道直結直圧方式
  • ・高置水槽方式
  • ・ポンプ直送方式

プレハブの給水では水道管が近い位置にあるなら水道直結増圧方式を選ぶのが一般的です。

遠い場合には貯水槽を利用するポンプ直送方式が使われます。

給水申込納付金・水道利用加入金

プレハブにまだ給水設備がない状況だった場合には、自治体に申請して手数料を支払うことが必要です。

給水申込納付金・水道利用加入金といった名前で、新たに水道を利用する際に支払わなければならない費用です。

水道管の口径によって費用が異なるほか、金額は自治体によって違うので注意しましょう。

費用相場は以下のようになっています。

水道管の口径 費用
13mm 10万円~20万円
20mm 15万円〜40万円
25mm 15万円〜80万円

水回り設備の設置工事費用

プレハブに水回りを導入するには設置する設備ごとに工事費用がかかります。

それぞれの大まかな相場を紹介するので参考にしてください。

キッチン

キッチンの新規設置では導入するキッチン設備によって費用が大きく変わります。

簡易的なキッチンなら30万円~50万円で設置可能です。

高価なシステムキッチンを入れたい場合には200万円~300万円くらいがかかります。

風呂

風呂の設置をする場合には30万円~150万円が相場費用です。

浴槽の機能や大きさによる影響が大きいので、予算が限られているときには調整しやすいでしょう。

浴槽なしでシャワーのみの場合には10万円~20万円で設置できます。

事業所で複数のシャワーを設ける場合には、設置数×10万円~15万円が相場です。

トイレ

トイレの設置には15万円~40万円がかかります。

10万円くらいが基本工事にかかる費用で、トイレ本体の購入費用が上乗せされるとイメージすると良いでしょう。

ウォッシュレットのように電気が必要なトイレの場合には、コンセントを作る必要があるので費用が高くなります。

既存のプレハブにトイレを作るときはコンセント設置の費用も見積もりに含まれているかを確認するのが大切です。

別工事が必要になると費用がかさむので気をつけましょう。

まとめ

プレハブに水回り設備を設置するときには水道の引き込み工事が必要かどうかによって費用が大きく変わります。

プレハブを建てる際や、水回り設備がない際には費用負担が大きいことを考慮して導入の可否を検討しましょう。

プレハブの水回り設備は必要なものだけを選んで設置することも、まとめて使えるようにすることも可能です。

後付けをするときにはキッチンやトイレなどの設置がプレハブ内にできるかも重要なので、お悩みの場合はぜひ当店までご相談ください。

千葉県 千葉市 プレハブ ユニット